ダイレクトメールでよく使われる色や形とは
- Minami Someya
- 2023年12月21日
- 読了時間: 3分

2016/07/01
こんにちは、株式会社anot(アノット)の矢口です。
ダイレクトメールを初めてつくるときって、どんなサイズにするのか、紙封筒にするのかビニール封筒にするのか、メインカラーは何色にするかって、結構悩みませんか。
日常的に出されている企業様であれば、ある程度トンマナが決まっていると思いますが、それでも、「今までとは違うパターンを試してみよう」などと思い立ったとき、「自由にゼロから考えてみよう」と思ったとき、結構困りますよね。
というわけで、今回はどのようなサイズや色のダイレクトメールが多いのか見て行きたいと思います。他社さんのダイレクトメールはどのようなものが多いのか参考にしてみてください。
※前回・前々回同様、友人知人からお預かりしたダイレクトメールを元に集計しています。
まず、どのようなサイズのダイレクトメールが多いのかを見てみましょう。


定形外サイズが多いですね。
情報を出来るだけ載せようと思うと、定形外のサイズで複数枚にわたり語りかける方が説得力が増します。また、カタログや購読紙のように読み物を送付している企業様も良く見かけます。
反対に定形サイズを利用する場合は、訴求したい商品やサービスがひとつの場合が多いようです。お手紙の形式で、ひとつの商品やサービスについて語りかけていく方法です。
また、ハガキを利用する場合はセールなどのご案内が多く見られます。
店舗関係のダイレクトメールであればすぐに来店を促すようなキャンペーン、通信販売関係のダイレクトメールでは期間限定のセールなどです。
次は、封筒に関して見て行きます。
どのような見た目(封筒素材)で届いているのでしょうか。


紙封筒とビニール封筒(=PP)はほぼ互角でした。
価格の面から見るとビニール封筒の方が安いので、一度に多くのダイレクトメールを発送される企業ではビニール封筒が多いようです。また、定期的に送付されているカタログなどもこちらですね。定期的なコミュニケーションを目的としている場合、同じ封筒を利用することでブランドイメージも定着していくので、1年間分を一度に作成してしまうということもよくあります。(もちろん、価格も下がります)。ある程度関係性が出来てきた顧客の場合は、価格面やブランディングの観点からビニール封筒が良いようですね。
反対に紙封筒は、ビニール封筒よりも価格が高いです。
また、ビニール封筒と違い毎回同じデザインでない企業様がほとんどです。
その都度、企画ごとに作成しているのですね。つまり、定期的なコミュニケーションというよりも新しく伝えたいことがある場合、その内容に合わせて封筒を作成するということが多いようです。
最後に色を見て行きます。 届いた際の見た目という意味で封筒の色を調査しました。


結果、4色が一番多くなりました。 続いては透明なのですが、これは封筒が透明ということ(無地のPP封筒)なので、届いた側から見ると中身の4色が見えている状態です。つまり半数以上が4色を利用したカラフルな見た目ということです。 ちなみに、1色の封筒の場合は、企業のコーポレートカラーもしくは商品・サービスイメージに合わせたものが多く見られました。特に化粧品関連や女性向け商材の封筒は圧倒的にピンクが多かったのです。その他高級な商品・サービスは紫や紺が多くなりました。 1社ずつしかいなかったのですが、個人的に面白いなと思ったのはシルバーとゴールドです。商品・サービスに合わなければNGですが、インパクトは抜群ですよ。 ぜひ、送る目的と、商品・サービスイメージに合わせた素敵なダイレクトメールをつくってくださいね。
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