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  • Minami Someya

DM発送代行業者はどう選べばいいのか

2018/09/05



ダイレクトメールやたくさんの郵送物を発送したいと思った場合、宛名の印字や封入作業を自分たちで全てを行うのはとても手間ですよね。そんなとき利用するのが発送代行会社です。 



発送代行会社は何をしてくれるのか

会社によっても違いますが、基本的にデザイン制作・印刷・宛名データチェック・宛名印字・折り加工・封入作業などの制作部分から、郵便局やヤマト運輸へ持ち込むまでの一切を代行してくれます。指示をするだけでダイレクトメールが発送できてしまう!という仕組みですね。 



メリットと仕組み

「手間が一切ない」というのもありがたいですが、最大のメリットは料金が安くなることです。なぜかというと、発送代行業者は日本郵便やヤマト運輸と契約を結んでおり、一定の割引を受けているからです。


どのような契約か簡単にご説明すると「毎月たくさんのダイレクトメールや郵便物を持ち込むので少し安くしてね。その代わり日本郵便さんやヤマトさんが配達しやすいように郵便番号ごとに分けて持ち込むよ。」というものです。


つまり日本郵便やヤマト運輸からすると、一定量の郵便物やダイレクトメールを集めてくれて、配達しやすい状態で持ち込んでくれるので、代わりに少し安く提供しますね、ということです。


なので発送代行業者は、提供される郵送費に、自分たちの手間賃(配達しやすいように仕分けしたり郵便局やヤマト運輸へ持ち込んだり)を乗せてクライアントへ請求しています。 



安い・早いが売り文句

さて、発送代行会社に頼むと、安いし手間がないのは分かりましたが、発送代行と検索すると、そのどれもが「安い・早い」と言っていることに気がつくかと思います。


なぜかというと、差別化できるポイントがほとんどないからです。

基本的に、封入作業や宛名印字作業は発送代行業者でなくても社内で出来ますよね?

そう、ある程度の人の手があれば誰でも出来てしまう作業なんです。


しかも、最近は機械で出来る作業も多いので、封入機や印字機があれば少人数で、しかも全て同等のクオリティのものが出来上がるのです。


そうなると、短納期に対応して、さらに安くできる!というのが一番分かりやすい売り文句になってしまうんですね。正直、弊社anotも同じようなことを言っています 笑


しかも、2018年の郵便料金値上げ後、日本郵便とヤマトDM便から発送代行業者へ卸される郵便料金(ヤマトDM便料金)は、ほぼ一律になりました。(それ以前はより多くのダイレクトメールや郵便物を持ち込んだ発送代行会社への卸値がより安くなるという仕組みでした。)


つまり「安い!」というのも発送代行会社間では差別化のポイントにならなくなってしまったのです。そして値下げ競争が加速して発送代行会社の利益率はとってもとっても低いのが現状です。 



どの発送代行会社がいいの?

それでは、どの発送代行会社を選べば良いのでしょう?

まずは、いくつか見積もりを取ってみることをオススメします。

どこも安くて早くて同じようなサービスをしてくれるのであれば、丁寧で柔軟で頼みやすいところが一番ですよね。


問い合わせだけでもその会社の雰囲気が分かると思います。

担当者さんとの相性というのもありますし。

一度頼めば、2度目からはあなたの会社の社員のように理解して代行してくれる会社さんがあればベストです。


だいたいダイレクトメールや郵送物の担当をされている方って、そのお仕事がメインではありません。他の作業がある中でダイレクトメールや郵送物の手配をしており、ただでさえ忙しいことが多いです。


あなたもそうではないでしょうか?

それならば、あなた専用のDMチームを外部に持てることが重要だと思います。


また、あなたが依頼するダイレクトメールや郵送物の作業内容や重量・サイズによっては、発送代行会社で得意・不得意があります。

自社で作業現場を抱えている会社さんは特にそれがあります。


機械作業が得意なところ、手作業が得意なところ、はがきの案件が得意なところ、などなどです。そういったことも、見積をいくつか取って話を聞いてみることで分かると思います。


あなた専用の良いDMチームが見つかりますように!

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