ダイレクトメールだって押し売ると嫌われるという話
- Minami Someya
- 2023年12月21日
- 読了時間: 2分
2016/07/20

こんにちは。株式会社anot(アノット)の矢口です。
人はダイレクトメールを受け取った際、2秒程度でその情報が「必要か、必要でないか」を見分けるそうです。「必要でない」と思われてしまうと即座にゴミ箱行き、せっかく作ったデザインもコピーも見てもらえず、ダイレクトメール担当者としてはさみしい限りですよね。
そもそも必要のない人に情報を届けてしまったのであれば仕方ないところではありますが、必要な情報にもかかわらず「いらない認定」されてしまう、そんなダイレクトメールもあるんです。
そういったダイレクトメールに良く見かけるのが「押し売り」です。
誰しも、売り込まれると少し引いてしまうことってありますよね。あなたも強引な営業マンに疲れた経験あるんじゃないでしょうか。それと全く同じ心理です。ぐいぐいこられると「いらない」(=ダイレクトメールはゴミ箱へ)となってしまうんです。
尚、ご注意いただきたいのは、売り込むことが悪いということではないんです。そうではなく、こういったダイレクトメールによくあるのが、商品(サービス)のスペックばかり説明して「すごいでしょ??買うでしょう!!」という風に一人語りしてしまうところ。
ターゲットはその商品(サービス)を得ることでどうなるのか、という相手の立場になっての説明がないため、ターゲットは自分ごととしてイメージが出来ず、結果「いらない」となってしまうんです。どちらかというと「この商品(サービス)を使うことで、あなたはこんなに変わります!どうですか?いいと思いませんか?」といった見せ方の方がターゲットの心理に響きやすいんですね。
ダイレクトメールの作り手は、その商品(サービス)について詳しいですから、どうしても細かいスペックについて伝えたくなってしまいますし、売りたいという気持ちも強いので、自分たち側に立った話ばかりしてしまいがちです。
ダイレクトメールを作る際には、相手の立場になってその商品(サービス)のメリットを考えてみる必要があるのです。
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